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1.ソーシャルネットワークの脅威

エジプトでのデモが発端となった中東各国における民衆の民主化蜂起は、極めて短期間に近隣諸国にも伝わりました。シリアにおいて内乱状態を招いたことは誠に遺憾なことですが、独裁政権に対する民主化の力を示す好例となったことは疑いようがありません。これら民衆の蜂起はインターネットからの情報が発端と報道されていますが、正確には「フェイスブック」という名称のSNS(ソーシャルネットワークサービス)が彼らを奮い立たせたのです。「ペンは剣より強し」と言われますが、マスコミを凌ぐ大量情報発信が誰でもできるようになった現代では「ネットは銃より強し」といったところでしょうか?

フェイスブックは米国で誕生したSNSで、今では5億人の会員を擁する世界最大のものとなっています。ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグ氏が、2004年に学生間のコミュニケーション手段として創設したSNSを、2006年に一般開放したところ爆発的に会員数が増え、2010年にはアクセス数でグーグルを抜くものとなりました。彼の成功を描いた映画「ソーシャルネットワーク」は、今春日米で封切りされましたが、事前に予想された以上の観客を集めました。 映画は実話を元に作られたもので、ハーバード大学の学生寮で作った「フェイスブック」が西海岸で開花し、大西洋を渡って英国でも大人気を博す様を見ていると、現実はドラマ以上に興奮する状況にあったであろう事が感じられます。 フェイスブックは会員が実名登録するところが、これまでの代表的SNSであるミクシーと、性格を異にするところです。ここではビジネスや政治経済に関する議論も活発で、これらに絡む人間関係を築くことができます。このあたりが、会員間に強い連帯感を生み出すフェイスブックの強みです。この連帯感がアラブ各国の民衆による、民主化蜂起を生み出す原動力になったことは間違いありません。フェイスブックのパワーを見ていると、これからの世界における政治、経済、文化の多方面で、大きな影響力を持つであろう事は想像に難くありません。 このフェイスブックには下記のアドレスから、誰でも無料で自分のアカウントを開くことができます。
(フェイスブック:http://ja-jp.facebook.com/

2. 春のパソコン教室が始まっています

4月11日(月)から順次、春のパソコン教室3ヶ月コースが始まっています。以前のコースを終了された方は、引き続き進級されることをお勧めします。今回から新コース「インターネット&作品作成」が始まりました。インターネット予約や商品購入の活用方法と注意点、旅先で撮った写真入りハンカチの作成など、楽しく学べる内容となっています。また、写真の加工や編集、ビデオ画像の加工や編集を学ぶ「写真・動画編集」コースも、写真好きの皆様を始め好評です。パソコンの新しい楽しみ方を発見してみてください。
(パソコン教室:http://pckyousitu.info/

3. UQワイマックスをご存知ですか?

高速インターネットは電話線かケーブルで、というのは昔の話。UQワイマックスは無線接続でありながら、40MBps(40メガビット毎秒)というADSL並みの速度でインターネットに接続します。無線接続なので自宅やオフィスはもちろん、旅先や出張先などどこへ持ち出しても、快適な高速インターネット接続できます。毎月の費用も3,880円で使い放題なので、ADSLや光ファイバーよりも経済的です。 特に最近は「携帯電話とインターネットがあれば固定電話はいらない」という方が、親元離れて生活する大学生や転勤の多いビジネスマンだけでなく一般家庭にも増えています。電話線や光ファイバーのように、煩わしい配線が不要なので、パソコンの移動や部屋の模様替えも自由自在です。 「ほとんど使わない電話の基本料金とインターネットプロバイダーに費用は馬鹿にならない!」とお感じの方や、「光ファイバーは安いと言われたのに、毎月の費用が高いじゃないか!」とお感じの方にも、UQワイマックスでインターネットのコストダウンはいかがでしょうか? いつでもお気軽に電話かメールをください。詳しくご説明させていただきます。
(UQワイマックス受付:http://belair.jp/uqwimax/

4. 日商パソコン検定のご案内

当社は日本商工会議所の認定機関として、日商パソコン検定試験を行なっています。次回の検定試験は、下記科目の受付をします。お申込は店頭及びホームページで受付しています。(http://pckyousitu.info/

 

科目

試験日

時間

受験料

受付締切日

ビジネスキーボード試験

2011年5月8日(日)

13:00-14:00

¥2,500

2011年5月3日(火)

キータッチ2000テスト

2011年5月8日(日)

14:30-15:10

¥1,020

2011年5月3日(火)

 

5. (ワンポイントアドバイス)東日本大震災で役に立った通信手段は?

 

3月11日(金)に襲った東日本大震災では、長期間に渡って通信手段が使えなくなり、家族の安否確認ができない状態が続きました。地震の直後からほとんどの携帯電話が使えなくなりました。この理由は、設備に被害が出ている上に通話需要が急増して回線がパンクすることを防ぐため、通信会社が発信制御を行ったためです。こうなると何回かけても話中が続きます。 このような状態の中で意外な力を発揮したのがウイルコムのPHSでした。NTTドコモやAU、ソフトバンクなどの携帯会社は一週間近く断続的に発信規制を続けていたのに対して、ウイルコムは3月12日の未明に発信規制を解除しました。ウイルコム同士の通話とメール送受信は、発信規制すら行いませんでした。携帯電話は普段から回線容量のほぼ一杯に使われているのに対して、PHSは回線容量に余裕があったからです。親会社のソフトバンクは、報道陣にPHSを貸出して好評を得たことは有名な話となりました。 もうひとつ、インターネットのツイッターやフェイスブックなどのSNSは、地震の直後でも使うことができ、現地との情報交換には大きな力となっていました。インターネット通信は情報を「パケット」という小さな塊にして効率よく運ぶので、通信回線に大きな負荷をかけないからです。携帯電話のネット通信はほとんど使えなくなりましたが、ADSLや光ファイバーなどのブロードバンド回線は、地震の状況を伝える大きなインフラとなりました。 大震災はいつどこにやってくるかわかりません。今回の事例を参考に、大地震発生時の通信手段を確保するための検討をしておかれてはいかがでしょうか。