ミッドランドスクエアシネマのスクリーン2
http://www.midland-sq-cinema.jp/cgi-bin/pc/index.cgi
「railways」は、東京で働くエリートサラリーマンが、あるきっかけから故郷の小さな鉄道の運転士になって働く物語です。
中井貴一演じるエリートサラリーマン筒井は、勤め先の専務から工場のリストラを命じられる。そのことを伝えに親友の工場長川平に会いに行った。
冷徹な筒井の態度に「会社は誰のためにあるんだよ?」と問いかける川平、
しかし筒井は「話をはぐらかすなよ」と言って出て行ってしまう。
その後川平は交通事故でなくなり物語が進展するのですが、川平の言った「会社は誰のためにあるのか?」
わかっていても忘れてしまう問いかけに、思わず頭の中で反芻しました。
電車の運転士は私も子供の頃の憧れであり、運転台が映し出されると、自分がマスコンとブレーキレバーを握っているような気持ちになりました。
本仮屋ユイカの好演もあり、見ごたえのある名作です。