先日東京出張の帰りに、羽田空港へ立ち寄ってきました。
羽田空港はD滑走路(第4滑走路)の建設中で、来年10月に供用予定に向けて、
最後の仕上げ工事が行なわれています。
(クレーンが立ち並ぶD滑走路建設現場)
来年3月まで、このD滑走路の工事を見ることが出来る展望台が設置されており、
新しい技術によって作られている工事を間近で見ることが出来ます。
(D滑走路工事見学用展望台の内部)
新滑走路は隅田川の流れを妨げないよう、河口部分は埋め立てずに、桟橋構造
で建設し、埋め立て部分と接合するという、斬新な構造です。
この滑走路が完成すると、羽田空港は2500m以上の滑走路を4本持つ空港と
なり、新国際線ターミナルの完成と合わせて、堂々たる国際空港となります。
(建設が進む新国際線ターミナル)
そうすると、成田空港はどうするのか? 誰の目から見ても羽田空港の優位性は
明らかで、成田空港は不要になるのも目に見えています。
前原国土交通大臣は両空港とも活用するというあいまいなことを言っていますが、
国民の税金を無駄遣いしないことを徹底するなら、羽田空港を日本のハブ空港
として整備し、成田空港は廃港にすることを明言すべきではないでしょうか?