毎年正月の初詣は、近所の「白山神社」、「豊川稲荷」、「熱田神宮」をお参りします。
豊川稲荷には、会社繁栄のご祈祷をしてもらい、お札をもらって事務所の神棚に飾ります。
豊川稲荷公式ホームページ:http://toyokawainari.jp/
興味深いのは、ご祈祷いただくための値段の決め方です。
ご祈祷いただく料金は一人3,000円から。
物の値段は普通一つなのに、神社仏閣のご祈祷料には「から」が付きます。
では、3,000円以上支払うと、何が変わるのか?
以前試しに5,000円を支払ってみました。
すると、お札が立派な木箱入りになりました。
豊川稲荷ではご祈祷にお食事付も選択できます。
これは一人4,000円から.。
もちろん食べる人の人数分が必要です。
こちらは、余計に払ったら何が変わるのか、試したことはありません。
そして、本殿でご祈祷を受けるところに来ると、一般の人々がいる場所とは別に、
稲荷様に近い場所に特別な場所が設けてあり、ひとまとまりのスーツにネクタイ姿
の人々がいます。
まもなくお祈りの名前が読み上げられると、「JR東海‥、‥」と鉄道会社の関連
会社が次々に読み上げられ、くだんの人々が立ち上がりました。
彼らはいくらの祈祷料を支払って、特別席にいるのでしょうか?
いくらでどのようなサービスが得られるのか、受付所には表示が無いので、
聞かなければわかりません。
しかも、そのサービスは、価格に見合ったものなのかどうか?
それとも、ご祈祷の効き目(?)に違いがあるのでしょうか?
価格表も無く、効能書きも無いのに、訪れる人は絶えず、
不況になるほど、参拝者は増えると聞きます。
神社のビジネスは、誠に不可思議なものです。