愛知中小企業家同友会、春日井地区9月例会に出席しました。
年1回開催される経営者のための学びの祭典、あいち経営フォーラムが
10月7日(水)に、名古屋市国際会議場で開催されます。
今月の例会は、このあいち経営フォーラムにより多くの会員を誘うため、
フォーラムに関連する内容で企画されました。
報告者は豊田地区で釣具店を10店舗展開されている、
株式会社天狗堂の水野宏幸社長です。
1993年頃から、釣具にちょっとしたバブル経済が発生し、店舗は
利益を上げることが出来、社員にも多目の給与を支給してきた。
ところが、1998年頃に釣具のバブル経済が崩壊すると、社員は
次々に辞めていき、収益にはプラスとなったが、このような状態
が続くことに不安を感じた。
会社を改善するために、自分から望んで同友会の経営フォーラム
に出席し、その場で入会手続きをし、経営指針研究会に参加、
その後社員を連れて共育研究会に参加して、社内の改革に取り
組んだ。
その後数年を経て振り返ると、自分を補佐する幹部社員が育ち
強固な経営基盤を築くことが出来つつあることに、気が付いた。
このような内容の報告を元に、グループ討論を行ないました。
今は再び釣具バブル経済の崩壊に出くわしているそうですが、
今回は辞める社員がいないところに、以前の会社とは違う、
明るい社内の体質を感じるそうです。