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VRはバーチャルリアリティの頭文字で、日本語では仮想現実などと訳されることもあります。この言葉はテレビなどで聞いたことはありますね。しかしVRを見たことはありますか? VRは高額な機器が無くても簡単に体験できるものなのです。それはグーグルが提供している「グーグルカードボード」という名前の無料アプリを使うことで可能なのです。

ネット検索で「グーグルカードボード」と検索すると、千円前後でVRビュアーの販売サイトを見つけることができます。よく見るとどれもダンボール製の小箱のようなものです。それもそのはず、カードボードというのは日本語でダンボールのことなのです。このダンボール製のVRビュアーと、スマートフォン向けの無料アプリをダウンロードするだけで、お金をかけずに簡単にVRの世界を体験する事ができます。ここでは、皆様を感動的なVRの世界に誘うことにしましょう。

まず、アマゾンもしくは楽天市場で「グーグルカードボード」と検索し、表示されるVRビュアーから、価格と形状で趣味に合うものを一つ選んで購入してください。千円以下の段ボール製VRビュアーでも問題なく見ることは出来ます。このVRビュアーが手元に届いたら、お使いのスマートフォンがiPhoneの方はAppleストアで、その他の方はGoogle Playストアで、グーグルカードボードアプリを検索して、スマートフォンにダウンロードしてください。続いて、グーグルストリートビューアプリも検索してダウンロードしてください。さらに、グーグルカードボードカメラアプリもダウンロードします。これで準備完了です。

グーグルストリートビューアプリを起動して、お好みの観光地の名前かアドレスを入力すると、その場所の写真が画面に出てきます。試しに「名古屋城」と入力すると画面に名古屋城近辺の地図が表示され、その下に名古屋城の写真がいくつか表示されます。その中からお好みの写真を選択します。画面の右上を見ると、VRビュアーの形をしたアイコンがあるので、ここをクリックします。するとスマホをVRビュアーに装着するようメッセージが出るので、お手元のVRビュアーに装着します。するとあら不思議、VRビュアーの中に立体的な名古屋城が浮かび上がります。そしてその場で体を右左に回転させると、あたかもその場にいるように画面の景色もついてきます。この不思議な感覚は、体験した人だけが得られる感動の一瞬です。

ストリートビューを利用すると、日本だけでなく世界中のどこでも出てくるので、簡単にバーチャル旅行を楽しめます。これは旅行好きでなくても大変楽しいひと時になると思われます。グーグルカードボードはグーグルが商業ベース抜きに開発して、ひっそりと無料提供しているので、あまり知られていません。皆様はこの機会にグーグルカードボードで、世界バーチャル旅行を楽しんでみませんか。

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ものづくり補助金2017採択通知書

ものづくり補助金(平成28年度補正革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金)に、昨年に引き続き今年度の応募案件も採択されました。

インバウンドの中でも、米国からの訪日旅行客を地域の観光に取り込むには、まだ多くの課題があります。毎日の食事が一つの問題です。味もサービスも好評の日本の飲食店ですが、英語による展開をしている店はまだ少なく、英語で予約ができる店になると極めて少なくなります。

飲食店主は英語が話せなくても、IT技術を活用すれば英語のメニューを見せて英語で予約を受けることは可能です。このような機能を低コストで開発すれば、食事に悩む米国からの訪日旅行客も安心でき、飲食店は顧客増加でビジネスの発展に結び付きます。

このような理想のシステムを試作するために、今年もものづくり補助金に応募したものです。満足度の高いシステムを完成させて、地域の観光発展に貢献したいものです。

ベルエアーでは米国からの訪日旅行客向けウェブサイトを制作しています。

 

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現在政府内において、日本企業の生産性向上が大きな課題として取り上げられています。2016年での日本人の労働生産性は1人当たり783万円で、OECD加盟35か国中22位となっています((公財)日本生産性本部レポートより)。体感的には1人当たり783万円でもかなり高い気がしますが、中小企業ではこれよりも大幅に低いことは想像に難くありません。

国内の製造業の現場では、生産ラインのロボット化が進展し、中小企業の製造現場でもラインの自動化がかなり進展してきています。ところが中小企業の事務所ではいまだに、帳票類をエクセル等で処理している事例があります。エクセルのようなスプレッドシートが本格化したのは約20年前であり、これらはすでにレガシーツール(時代遅れの道具)と言えます。それを今も業務に使っていることで事務作業の生産性が低下し、ひいては長時間労働の原因になっているなら、これは労使双方に不幸な状況と言えます。

2012年12月に第2次安倍内閣が発足して4年、経済再生を旗印にアベノミクスを進めてきましたが、経済成長は実現せず実質国民所得は4年連続減少という結果になりました。そのため政府は新たに中小企業の生産性向上に注力を始めたようです。これからは本格的に中小企業の生産性向上をバックアップするものと予想されます。

平成28年度補正予算で、その名もズバリ「サービス等生産性向上IT導入支援事業」が始まりました。優れたパッケージソフトを導入して生産性を改善する取り組みを行う中小企業に対して、費用の2/3まで限度額100万円の補助金を出す新たな施策です。最近の補助金施策が多いことについて賛否の意見があるようですが、政府が目標に対して企業を誘導する実効性の高い手段は、税金か補助金となるのでしょう。

多くの作業を人手で行っているなら、賃金の安いアジア新興国の価格競争に勝つことは明らかに不可能です。しかし、IT化を促進して作業をコンピュータ化、自動化することで、労働生産性を上げることができれば、賃金の安い新興国に勝る利益を上げることが可能となります。これまで20年以上に渡って新興国に成長を奪われ続けてきた日本ですが、生産性を上げることができれば、再び経済成長を取り戻せます。

経済成長が続く世界経済の中で一人取り残されてきた日本ですが、政府が生産性向上に本腰を入れ始めたことで、ようやく四半世紀以上前の元気ある日本が再び戻ってくる予感が漂ってきました。

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日本の中小企業は、営業やマーケティングなどサービス部門のIT化が遅れており、これらの生産性が世界水準より劣っているそうです。これを改善するために新たに始まった施策が、「平成28年度補正 サービス等生産性向上IT導入支援事業」です。

中小企業がソフトウェアやサービスなどのITツールを導入する際に、かかった経費の2/3について100万円を限度に補助金が支給される制度です。ITツールを活用するためのマーケティング用ウェブサイト制作費用なども補助対象となります。それらの1年分の管理費用も補助対象となります。

この制度の一次募集は2月28日をもって締め切られましたが、3月中旬から二次募集が行われることが決まりました。営業やマーケティング業務のIT化を検討されている事業者は、この補助金活用をご検討ください。詳細は下記のサイトに順次掲載されますが、わかりにくい場合はいつでもお気軽にベルエアーまでお尋ねください。

IT導入補助金サイト:https://www.it-hojo.jp/

なお、ベルエアーは集客に特化したマーケティング用ホームページ作成を行っています。

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2017年2月3日、グーグルが日本語でのウェブサイト品質評価方法の変更を発表しました。

グーグルウェブマスター向け公式ブログより

今回のウェブサイト品質評価方法変更の目的は、検索結果の上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位を下げて、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトの順位を上位に表示させることです。

従来よりグーグルが表明しているように、いわゆるSEO対策を排除して高品質なサイトを優先する方針を、具現化する作業の一環と見られます。

ウェブサイト制作は、グーグルの考え方を理解して高品質なサイトを制作することが、ますます重要になります。

ベルエアー株式会社は、インバウンドを集客するための高品質なサイト制作を提供しています。

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観光庁から平成28年10-12月期の旅行・観光消費動向調査(速報)が発表されました。併せて、平成28年年間値の速報も公表されました。

見出しに踊る文字は「日本人国内旅行消費額が20兆9千億円となって2年連続の増加!」。しかしよく見ると、増加したのは日帰り旅行が大きく、宿泊旅行はほとんど伸びていません。つまり、ちょっと贅沢にホテルで昼食を食べる人が増えたので、かろうじて旅行消費額を下支えした、という図式が透けて見えます。

ホテルで昼食を食べる行為を日帰り旅行として計上されていますが、本来旅行とは宿泊を伴うものとするべきでしょう。そうすると日本人の国内旅行者数はここ数年ほぼ横ばいで、旅行単価は減少傾向が読み取れます。団塊の世代が定年となり退職記念旅行が増える、と想定されていたことを踏まえると、今回の数値は決して好調な結果とは言えないでしょう。

日本人の実質賃金は1997年をピークに下がり続けており、期待されたアベノミクスにおいても改善されませんでした。1997年から見ると15%近く賃金は減少しています。これでは宿泊旅行が減り続けるのは無理もないわけで、実質賃金がはっきりした増加に転じないと、日本人の国内旅行が増えることは難しいと考えられます。

やはり、日本は旅行業の発展のためにも、インバウンドに注力すべきことは、また明らかになったと思います。

ベルエアーはインバウンド向けネイティブホームページ制作で、インバウンドの集客をお手伝いしています。

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名古屋市国際会議場において第17回あいち経営フォーラムが開催され、第12分科会では「インバウンドで市場創造!」をテーマに専門家二人の報告、パネルディスカッション、グループ討論を行いました。

ビジネスが大きく成長するには社会の変化が必要となります。その意味では、この数年インバウンドが急増し2020年に4千万人の目標が掲げられているのは大きな社会変化です。しかし、これを自社に生かすには発想の転換が必要とされます。

報告を聞きディスカッションする中でわかってきたのは、インバウンドによる市場創造は町おこしであるという事。やってくるのは旅行客だから関係するのは旅行業、というのは大きな間違いであることです。国内旅行客とインバウンドは全く行動様式が異なります。そのためこれまでに無かった商品やサービスが求められるのです。そこにはイノベーションの大きなチャンスがあります。

宿泊業や飲食業だけでなく、小売業、サービス業、そして製造業、建築業から士業まで、幅広い分野で新たなイノベーションが求められます。その糸をつなぐ道筋を発見あるいは発明した人が、インバウンドによる市場創造で大きく永続的な利益を得る仕組みを持つことができるのです。

久々に訪れた日本の中小企業の成長の機会、これを生かすも殺すも経営者次第です。おもしろい時代の幕が切って落とそうとされています。

正しい英語でインバウンドを集めるホームページ制作サービス

 

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