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ECサイトの失敗と成功

今年5月にコンビニ最大手のセブン&アイ・ホールディングスが、祖業であるイトーヨーカドーの事業の分離を表明しています。史上最高決算の中での決断には、コンビニとスーパーの将来性に大きな違いがあるのでしょう。両者の違いにはEC(電子商取引)の影響が大きく影響していることは想像に難くありません。
これからのビジネスはECが主流となり、セブン&アイほどの大企業であってもその流れに逆らうことはできないことを示しています。逆に言えばECをものにすれば、小企業であっても大手の販売店に勝つことができる時代になってきています。特に物やサービスの販売をしている企業は、今後ECに活路を見出すことが最重要の課題となります。
ECを自社のビジネスに活用するにはECサイトを作ることが必要となりますが、ここで失敗される事例が多く見られます。1番目はECサイトをホームページと同列に考えて、デザイン会社に制作を依頼されることです。ECに重要な要素はマーケティングでありデザインではありません。依頼する先はマーケティングの専門家であることが重要です。2番目は自社のECサイトを毎日見ないことです。ECサイトは実店舗と同じで、毎日見直してフレッシュな内装のお店にお客様は来店するようになります。3番目は商品を入れ替えず陳腐化していることです。新商品を次々に投入しているお店にはお客様はそれを楽しみに来店されます。
ネット上にご自身の店舗をお持ちの方は、早めにこれらの対処することをお勧めします。また、普段お客様の立場でネットのECサイトを利用している方は、このような目線でECサイトを見ることで、良いお店を見つけることができるでしょう。
ECサイトを制作するにはコストがかかりますが、これには国や自治体の補助金を活用することで、低コストで高いパフォーマンスのECサイトを作ることができます。ぜひご活用ください。